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トランクルーム投資は直営店売却システムがおすすめです。
2024-06-01

トランクルーム小口投資をおすすめしない本当の理由をプロがお教えます

トランクルーム投資は、手軽さと収益性のバランスが魅力的な投資手法として注目されています。しかし、プラスルームでは、最近注目されているトランクルーム小口投資を行わない方針を取っています。この記事では、小口投資を避ける理由として、権利の複雑化、小口投資の割高化、そして運営の意思決定の複雑化という三つのポイントについて詳しく解説します。トランクルーム投資の特性を理解し、より有利な投資判断を行うための参考にしてください。

トランクルーム小口投資

権利の複雑化

トランクルーム投資で小口投資を行わない理由の一つに、権利の複雑化が挙げられます。小口化することで、多くの投資家が一つの物件に対して権利を持つことになります。その結果、権利関係が複雑になり、管理や運営に大きな手間がかかります。このような複雑な権利関係は、トラブルが発生した際の解決に時間とコストを要する可能性が高く、投資家にとってもリスクとなります。

小口投資は割高になる

トランクルーム設備の高額になっていないか?

小口投資を行うと、個々の投資家が負担する設備投資コストが高くなる傾向があります。これは、小口化によって物件の価格が分割される際に、事業者が管理費や手数料を上乗せすることが多いためです。結果として、投資家が支払う総額が割高になり、投資のリターンが低くなる可能性があります。特にトランクルーム投資は、もともと不動産投資と比較して投資額が低く、参入障壁も低いため、小口化する必要性があまり感じられません。

運営の意思決定の複雑化

トランクルーム小口投資では、多くの投資家が関与するため、運営における意思決定が複雑化します。例えば、トランクルームの改修や管理方針の変更など、重要な決定を行う際に、多数の投資家の意見を取り入れる必要があります。このようなプロセスは時間がかかり、迅速な対応が求められる場面で障害となる可能性があります。結果として、トランクルームの運営効率が低下し、投資家にとってもデメリットとなります。

トランクルーム投資の優位性

トランクルーム投資は、一般的な不動産投資と比べて投資額が低く、参入障壁も低いのが特徴です。このため、個人投資家でも比較的容易に参入できることが魅力となっています。その上で、さらに小口化することについては慎重に考える必要があります。小口化によって得られるメリットよりも、前述のようなデメリットの方が大きくなる可能性があるためです。

トランクルーム小口投資に対する懸念点

トランクルーム投資の利回り
  1. 募集口数の確認:
    • 投資を検討する際には、まず1物件が何口に分割されているのかを確認することが重要です。これにより、権利の複雑さや運営の意思決定に関わるリスクを理解することができます。
  2. 実勢価格との比較:
    • 小口化された物件の合計価格が市場の実勢価格とどの程度乖離しているかを調べることをお勧めします。市場価格と比較して割高になっていないかを確認することで、適正な投資判断が可能になります。

まとめ

笑顔満載社長今野 裕朗

プラスルームでは、小口投資のデメリットを考慮し、投資家様にとってより有利な投資環境を提供するため、小口投資を行わない方針を取っています。トランクルーム投資はもともと参入障壁が低く、個人投資家にとって魅力的な選択肢であるため、シンプルな投資構造を維持することが重要と考えています。投資家の皆様には、しっかりと市場を調査し、権利関係やコスト面を理解した上で、健全な投資活動を行っていただきたいと願っています。

株式会社錦屋
代表取締役 今野 裕朗

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