トランクルームを始めるなら出店方法を覚えましょう
トランクルームを始めるときどのような出店基準を設定しているのか?
全国150店舗を運営している現役社長の笑顔満載社長がお教えします。
プラスルームのトランクルーム出店方法
初めてのエリアでトランクルームを出店する場合は、必ず共同住宅が多いエリアで出店しましょう。
なぜならトランクルームを必要とするターゲットが多くいるのが共同住宅にお住まいの方だからです。
1店舗目で失敗してしまうと、2店舗目の挑戦はほぼ不可能になります。
成功の確率を上げる意味でも、1店舗目は共同住宅の多いエリアを狙いましょう
街を見る、調査する基準
今はとても便利でGoogle MapでStreet Viewで全国どこでも店舗周辺の街並みは確認することができます。しかし、それだけでは情報は不十分です。
当たり前のことですが、必ず現地に行って歩いて街を調査してみましょう
主にそのエリアに住んでいる方がどのような世帯構成なのか?確認します。
確認する方法は主に2つあります。
- 洗濯物
- 自転車置場
ベランダに干してある洗濯物も、自転車置場に置いてある自転車も見ればすぐに家族構成はわかります。(もちろんやり過ぎは犯罪行為になりかねないのでご注意)
共同住宅が無いエリアはどうなのか?
1店舗目は絶対におすすめしないのが、共同住宅の少ないエリアです。
しかし、共同住宅の少ないエリアがダメなのか?というとそうではありません。弊社の経験では、共同住宅の少ないエリアでも高稼働率を上げている店舗はたくさんあります。
では、どのようにしてそのようなエリアでも出店できるのか?
エリアを少しずつずらして
複数店舗出店していくと、そのエリアの特徴がつかめてきます。
複数店舗出店することで、エリアが拡大して様々なタイプのエリアの情報を得ることができます。
これらの経験を元に、共同住宅の少ないエリアにも出せるようになるのです。
意外と共同住宅の少ないエリアが高稼働率になるケースがあります。
おそらく市場は小さいですが、競合が存在しないのでブルーオーシャンになっているのではないでしょうか?
しかし、何度もいいますが、最初からこのようなエリアに出店することはおすすめできません。
あくまでトランクルーム経営の上級者向けだということは認識してください。
トランクルームの新規出店における稼働率について
弊社でもよくご質問いただくのが、稼働がどのようになっていくのか?ということです。
出店を決めた物件は、当然様々な調査において弊社基準をクリアしています。
しかし、高稼働率になるまでの期間は正直わからないこと多くあります。
開業してから予測より早く稼働率が上がる店舗あれば、そうでない店舗もあるのも事実です。
長年トランクルームを経営し続けて言えることは、3年程度経過すればほぼ理想の稼働率になるということです。もちろん、ビジネスなので絶対はありません。
ドミナント戦略でトランクルームを出店する
エリアに1店舗しかないブランドと50店舗あるブランドでは、集客力が当然変わります。
トランクルームは、特に自宅に近いという理由で契約することが多くあります。
トランクルームの出店方法は、エリアを絞りそのエリアで多数の店舗を出店することが重要なのです。
まとめ
はじめてトランクルーム経営を検討される方にとっては、どのようなエリアにトランクルームを出店すればいいのか?想像もつかないと思います。
今回は、トランクルーム経営者の笑顔満載社長がそのコツを紹介しました。
どの商売でもやり方があります。これを間違えてしまうと、折角オープンしても思うように稼働率が伸びずに苦労することになります。
今回紹介した以外にもたくさんのノウハウも必要です。事前に調査していくことでこのようなリスクは抑えることは可能です。皆様のトランクルーム経営がうまくいくことを願いながらこの記事を書いてみました。参考にしていただけたら幸いです。